その10-症例相談

12回に分けて、これまで指導したいろいろな方々からの質問と回答を紹介します。
この質疑を読んで、改めて、ご自分が「へー」と思った質問回答を3つ挙げて、どこが「へー」だったのか、最終回までに書いてください。
そして、課題として「新しい質問を1つ以上」作ってください。
提出方法は最終回にお知らせするので、忘れないようにしてください。

いままでの講習会では、仲間の感想を聞いて、意見を述べて、いいディスカッションができました。
新しい質問も増えました、毎年増やしていいものを作っていきたいと思います。

症例相談

Q65:毎週ワイパー体操をお伝えしているのに、まったく違う動きをされてしまうご高齢の方にどうお伝えしていいのか困っています。1年くらいほぼ毎週お伝えしているのですが。

ビデオを撮って見せてあげたらどうですか。やっているつもりと実際のギャップに気づいてもらうことが大切です。美立の目的はAAAです。3つめのAはセンサーを磨くことアウエアネスです。仰向けでもやってみましょう、背骨全体で動くことをわかってもらいましょう。

Q66:歩行時に身体が左右に揺れるのを気にしている方に、良いアドバイスはありますか。

座位、立位でわざと左右に動かし、真ん中探しをします。次に頭を一定にくねくね体操をします。鏡を見られるとベターです。つぎは歩きです、わざと左右の歩郭を広げて、頭を揺らしながら歩きます。ついで、頭を一定にクネクネと歩くのはどうでしょう。

Q67:真向法を高齢者の方にやってもらっていて、50代の方もそうですが、なかなか柔らかくならないようです。毎日5分でも自宅でやっている方はすこしずつ効果実感しているようですが、なかなか週一回のレッスンでやるのみでやらない方が多いです。どのようにお話して、どのくらいやってもらえば、よいでしょうか?

やはり、継続は力ということを酸っぱくなるくらい言い続けることでしょう。教室以外の時間に毎日やるように伝えてください。寝る前、起きたとき、トイレのたびにやりましょうと習慣づけることでしょう。柔らかくなった人の体験談をきかせましょう。

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