その5-疾患別・症状別(2)

12回に分けて、これまで指導したいろいろな方々からの質問と回答を紹介します。
この質疑を読んで、改めて、ご自分が「へー」と思った質問回答を3つ挙げて、どこが「へー」だったのか、最終回までに書いてください。
そして、課題として「新しい質問を1つ以上」作ってください。
提出方法は最終回にお知らせするので、忘れないようにしてください。

いままでの講習会では、仲間の感想を聞いて、意見を述べて、いいディスカッションができました。
新しい質問も増えました、毎年増やしていいものを作っていきたいと思います。

疾患別・症状別

Q30:パーキンソン病を疑う人、パーキンソン病の方への注意点、有効的な動きや指示の知識は?

難しいことだと思います。我々ができることは基本動作、スクワット、ストレッチ、背骨ほぐしのなかでできることを見つけて、メニューを作ってあげましょう。

Q31:小刻み、小股で歩く方への正しい歩き方の指導する際のポイントについて。

原因がパーキンソン病かもしれません。病気がないなら、スクワット、ランジ、片足立ちでしょう。しっかりしてきたら、3歩目大股歩きとステップアップすると良いでしょう。

Q32:脳梗塞で片麻痺の方への効果、指導法を教えて下さい。

残っている機能に合わせて、できる動きで体を動かしてもらうことをまず行います。その中でも、アライメントよく、背骨から全身を動かすよう指導しましょう。脊椎は片麻痺でも動きます。寝てやる体操、座ってやる体操からはじめ、安心してできるよう工夫します。

Q33:こむらがえり、80代 ふくらはぎが明け方につるとのこと、なぜでしょうか?

冷えることが関係しているでしょ。レッグウオーマーも対策となります。さらに筋力低下、疲労、脱水などが関係します。筋トレ、ストレッチをすすめてみましょう。

Q34:ふくらはぎのけいれんに対してどう対処するか?

とっさの応急処置は筋肉をしっかり強くつかむことです。痛いくらいに、そのあと伸ばしていきます。予防としてはストレッチ、スクワット、カーフレイズ、脱水対策、きっちりとした栄養摂取が挙げられます。

Q35:腰から膝にしびれがある、坐骨神経痛の方に、ひざの裏などを伸ばす体操やスクワットをしていると、とても足がつりやすいのですが何か予防できるような準備体操などありますか?

歳を取るとつりやすくなります。疲れるとつりやすくなります。寒いとき、緊張したり、脱水になるとつりやすくなります。体調を整え、体力に見合った運動をしていきましょう。

Q36:外反母趾があり、痛みが強く出る時があります。外反母趾について教えてください。

外反母趾には偏平足が伴います。スクワットの時に膝が内側に入る足の使い方が大きいと思います。足のアーチを意識してその真中に荷重する、正しいスクワットランジを指導してください。

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